作品事例3(3次元CAD初期のデザイン)

1998年ごろに工業デザイン界であるブームが起きていました。日経デザインが

3次元CADの特集雑誌を発刊したからでした。

今まで非常に高額な設計ソフトであった3次元CADが機能ごと、価格ごとに整理

されとても比較評価しやすかったと記憶しています。

 

そして1999年2月にとうとうキュウプロダクツにも3次元CADが来ました。

I-DEASアルチザンシリーズです。4年リースで200万円でした。

夢中で覚えるために何日も深夜遅くまでPCの前で戦っていた記憶が残っています。

そして社内スタディーとして掃除機をモデリングしました。これがそのときのものです。

レンダリングはソリッドシンキングというソフトを使っていました。

 

この当時はまだまだ、個人のデザイナーで3次元CADを使っている方はめずらしかった

ようで、日経デザインが当事務所にも取材でやって来ました。

日経デザイン2001年10月号です。